主人公にはなれなかった話
みなさんは仮想通貨取引の勉強はどこでしましたか?
私はある漫画だけで勉強をしました。
漫画を読んだだけでなぜか自分にもできるんじゃないかと勘違いをしてしまいました。
その漫画に出会ったのは株で大きく借金を作ってしまい毎日朝から夜まで必死に働いているときでした。
「これからの一年は借金を返すためだけに働いていくんだ…」って思っている頃でした。
株を始めたタイミングが良かったこともあり、最初はどんどんお金が増えて行ったし、追証の連絡が来てから、借金をして入金をしたら助かったこともありました。
ビギナーラックで勝ってきた人の末路は決まっていて、信用二階建てをしてストップ安を二回食らい、ちゃんと借金したまま退場をしました。
退場した後は、人から借りたお金を返したら死のうって思うくらいには病んでいました。早く人生を終えたくて大分無理をしながら働いていました。その生活も三か月ほど続けると、だいぶ落ち着いてきました。
その頃に出会ってしまったのです…。
FXをしたことがある人みんなが知っているあの漫画「FX戦士くるみちゃん」に出会ってしまったのです。
内容はFXで大きな損失を出して自殺してしまった母親を持つ娘が、FXで取り戻そうとするお話です。
FXの経験はありませんでしたが、株をした後だったのでこの漫画が刺さりました。
投資で失ったお金を投資で取り戻したい、取り戻すべきなんじゃないかって思ってしまいました。
くるみちゃんはしっかりと勉強をしてからFXを始めています。
自分とは全く違います…
共通しているのは「借金をして助かった経験」この部分だけです。
それなのに、なぜか自分もくるみちゃんのようになんだかんだうまくいくんじゃないかと勘違いしてしまいました。
FX戦士くるみちゃんを読んで、自分もくるみちゃんになれるのではないかって勘違いしてしまう人は自分だけではないと思います。
しかし、大勢の人はくるみちゃんではなく芽吹なんです。
芽吹には教えてくれる人もいれば、大金を貸してくれる友達もいました。
現実にはそんな友達は存在しません。
相場に詳しい人が都合よく助言してくれることもなければ、いざという時に助けてくれる人もいません。
誰にも知られないところで爆損して、そのまま退場するだけだったんです…
初めて漫画を読んだときは、自分は物語の主人公のようになれるんだって思っていました。
今読み返すと、今も昔も自分は芽吹でした…